【2025年6月27日】海外サッカー移籍情報まとめ|GKマルティネス争奪戦にチェルシー参戦、シメオネ、トッテナム・ロメロにメロメロ

チェルシーの2024-25シーズンGKユニフォームを着用したエミリアーノ・マルティネスと、アトレティコ・マドリードの2024-25ホームユニフォームを着たクリスティアン・ロメロがスタジアムで並ぶアイキャッチ画像 海外サッカー
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⚡ 注目の移籍ニュース概要

2025年6月27日時点での海外サッカー移籍市場は、プレミアリーグの強豪クラブを中心に激しい動きを見せています。特に注目すべきは、アルゼンチン代表GKエミリアーノ・マルティネスを巡る争奪戦と、トッテナム・ロメロにシメオネが強い関心、アーセナルのスビメンディ獲得がほぼ確定したことです。今回は最新の移籍情報を詳しく解説していきます。


🥅 ゴールキーパー市場に激震!マルティネス争奪戦が過熱

チェルシーがマルティネス獲得競争に参戦

アストン・ヴィラの守護神エミリアーノ・マルティネスを巡る争奪戦に、新たにチェルシーが参戦しました。エンツォ・マレスカ監督の承認の下、チェルシーは本格的にマルティネス獲得に乗り出す構えです。

しかし、この争奪戦は一筋縄ではいきません。マルティネス自身はマンチェスター・ユナイテッド移籍を「夢見ている」と報じられており、選手の意向がどう働くかが鍵となりそうです。さらに、ガラタサライとアトレティコ・マドリードも関心を示しており、4クラブによる争奪戦の様相を呈しています。

マルティネスは2022年カタールW杯でアルゼンチン代表の優勝に貢献し、その後もアストン・ヴィラで安定したパフォーマンスを維持しています。32歳という年齢を考えると、今夏が大きな移籍のラストチャンスかもしれません。

リヴァプール、第3GK確保

一方、リヴァプールではGK陣に大きな変化が起きています。プレストン・ノースエンドからフレディ・ウッドマン(28歳)をフリーで獲得し、第3GKとして迎え入れました。

ケレハーはブレントフォードに最大1800万ポンドで移籍することが決まっており、アリソン、ママルダシュビリ、ウッドマンという新たなGK陣で来季に臨むことになります。


🎯 プレミアリーグ関連

アーセナル:スビメンディ獲得がほぼ確定

アーセナルファンにとって朗報となるのが、レアル・ソシエダのマルティン・スビメンディ獲得がほぼ確定したことです。来週中にも正式発表される予定で、5100万ポンドのリリース条項を満たして長期契約で基本合意に達しています。

スビメンディはシンガポール・香港でのプレシーズンツアーにも参加予定で、早期にチームに合流することになりそうです。26歳のスペイン代表MFは、アーセナルの中盤に新たな活力をもたらすことが期待されています。

一方で、アーセナルはバレンシアのクリスティアン・モスケラ(20歳)への初回オファーが拒否されています。契約残り1年のモスケラに対し、バレンシアは2500万ポンドの評価額を提示していますが、選手個人とは既に個人条件で合意済みとのことです。

アトレティコ・マドリードがロメロに本格的関心

アトレティコ・マドリードがトッテナムのクリスティアン・ロメロ(アルゼンチン代表)獲得に本格的な関心を示しています。興味深いのは、トッテナムの新ユニフォーム発表動画にロメロが登場しなかったことで、移籍の可能性を示唆しているのかもしれません。

スパーズは6000万ポンドの評価額を堅持していますが、シメオネ監督が獲得を強く希望しており、今後の交渉の行方が注目されます。

サンチョ、モウリーニョに拒否される

ジェイドン・サンチョの移籍先について、当初噂されていたフェネルバフチェ移籍をモウリーニョ監督が拒否したことで、新たな展開を見せています。
現在はユヴェントスが2500万ユーロでオファーを出し、個人条件も合意間近とされています。

マンチェスター・ユナイテッドとしては、高額な年俸を抱える選手の放出は重要な課題であり、今夏中の決着が期待されます。

ウェストハム、クドゥスの後釜探し

ウェストハムでは、モハメド・クドゥスの後釜としてニースのエヴァン・ゲサンを狙っています。
ゲサンは24/25シーズン全大会で42試合13ゴール10アシストの好成績を残しており、2000万〜2500万ポンドで評価されています。

クドゥスには、アーセナル、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナムが関心を示しており、ウェストハムにとっては選手の売却益を新戦力獲得に充てる重要な案件となります。

マンチェスター・ユナイテッド、エンベウモ交渉で苦戦

マンチェスター・ユナイテッドは、ブレントフォードのブライアン・エンベウモへの2回目のオファー(6250万ポンド)も拒否されています。選手自身はオールド・トラフォード移籍を希望しているものの、ブレントフォードの評価額がネックとなっています。

エヴァートン、主力との新契約

エヴァートンでは、イングランド代表CBジャラッド・ブランスウェイト(23歳)との新契約締結が間近となっています。チェルシーやトッテナムなど、チャンピオンズリーグ出場クラブからの関心があったものの、エヴァートンは今夏の売却を拒否する姿勢を貫いています。

新スタジアム(ブラムリー・ムーア・ドック)への移転を控える中、主力選手の残留は重要な意味を持ちます。また、主将シェイマス・コールマンも1年間の契約延長を行い、2009年に6万ポンドでスライゴ・ローヴァーズから加入して以来17シーズン目を迎えます。


🚀 若手有望株の動向

トッテナムが16歳の逸材を獲得

トッテナムは将来への投資として、リーズ・ユナイテッドから16歳のオリヴァー・ボースト獲得に合意しました。ボーストは15歳でU-21デビューを果たした逸材で、「現代的なNo.9、ワントップもこなせる」と高く評価されています。

プレミアリーグでは若手選手の獲得競争が激化しており、早期からの投資が重要視されています。ボーストのような有望株の確保は、長期的なクラブ運営において重要な意味を持ちます。

ハーヴェイ・エリオットに複数クラブが関心

リヴァプールのMFハーヴェイ・エリオット(22歳)には、RBライプツィヒを筆頭に複数クラブが関心を示しています。24/25シーズンはプレミアリーグ18試合のみの出場と限られていましたが、U-21欧州選手権では4得点を記録し、準決勝オランダ戦では2得点の活躍を見せました。

ブライトンやウェストハムも関心を示しており、より多くの出場機会を求めるエリオットにとって移籍が現実的な選択肢となりそうです。

🏆 ベテラン選手の動向

オリヴィエ・ジルーのフランス復帰

38歳のオリヴィエ・ジルーがLAFCを退団し、12年ぶりのフランス復帰を果たします。
リールとの1年契約(1年延長オプション付き)で合意間近となっており、MLSでの37試合5得点3アシストという成績を残してのヨーロッパ復帰となります。

ジルーの経験と得点能力は、リールにとって大きな戦力アップとなることが期待されます。

ラカゼットのサウジ移籍

元アーセナルのアレクサンドル・ラカゼット(34歳)は、リヨン降格後のフリー移籍でサウジプロリーグのネオムと2年契約で合意しました。リヨンでの2シーズンで41得点を記録したストライカーは、メディカルチェックも完了済みとなっています。

サウジアラビアリーグの資金力と、ヨーロッパでキャリアを積んだベテラン選手のニーズが合致した事例と言えるでしょう。


🌍 国際移籍の注目案件

橋岡大樹がCL出場権のあるクラブへ

元日本代表の橋岡大樹(26歳)がルートン・タウンからスラヴィア・プラハに移籍しました。
2024年1月にベルギーのシント・トロイデンからルートンに加入し、同クラブ初の日本人選手となりましたが、ルートン・タウンの2季連続降格という厳しい状況の中での移籍となりました。

スラヴィア・プラハは来季チャンピオンズリーグ出場権を獲得しており、橋岡にとってはキャリアアップの好機となりそうです。

南米選手の動向

ブラジル人ストライカーのロムロ(23歳)を巡っては、フラムが積極的な獲得活動を展開しています。トルコのギョズテペでの24/25シーズンは全大会で17得点10アシストの優秀な成績を残しており、フラムは1600万ユーロのオファーを提示しましたが、ギョズテペは2000万ユーロを要求して拒否しています。

一方、フェネルバフチェは、アル・ナスルのコロンビア人ストライカー、ジョン・デュラン(21歳)の獲得を推進しています。ジョゼ・モウリーニョ監督が直接交渉で獲得を熱望しており、24/25シーズンアル・ナスルで18試合12得点の成績を残した若きストライカーのヨーロッパ復帰が注目されます。


🎬 監督人事の動向

ブレントフォード新監督決定

ブレントフォードでは大きな変化が起きています。7年間チームを率いたトーマス・フランクがトッテナムの監督就任のため退団し、後任にはセットピースコーチのキース・アンドリュースが昇格しました。

アンドリュースは3年契約で新監督に就任し、8月17日のノッティンガム・フォレスト戦が初采配となります。内部昇格による監督交代は、チームの戦術的継続性という観点で興味深い決断です。


💰 移籍市場の金銭感覚

高騰する移籍金相場

今夏の移籍市場では、各ポジションで移籍金の高騰が続いています。特に注目すべきは以下の評価額です:

  • エミリアーノ・マルティネス: 複数クラブが争奪(具体的金額は未公表)
  • ブライアン・エンベウモ: 6250万ポンドのオファーでも不十分
  • クリスティアン・ロメロ: スパーズが6000万ポンドで評価
  • ジェイコブ・ラムジー: ヴィラが4000万ポンドでの売却に前向き

これらの金額は、プレミアリーグの経済力と選手への評価の高さを物語っています。

リリース条項の活用

一方で、リリース条項を活用した移籍も増加しています:

  • マルティン・スビメンディ: 5100万ポンドのリリース条項でアーセナルへ
  • クリスティアン・モスケラ: 2000万ユーロのリリース条項を保有

リリース条項は買い手クラブにとって明確な獲得目標を設定できる一方、売り手クラブには最低限の収入を保証する仕組みとして重要な役割を果たしています。


📈 移籍市場の今後の展望

決算年度末までの駆け込み需要

6月30日の決算年度末を控え、各クラブは財政健全性規則(FFP)への対応を迫られています。特にユヴェントスは、ドウグラス・ルイス(元アストン・ヴィラ)を5000万ユーロで手放す意向を示しており、決算年度内での売却を希望しています。

リーズが関心を示している一方、マンチェスター・ユナイテッドも関心を示していますが、具体的なオファーはまだ出していません。

プレシーズン前の最終調整

7月に入ると各クラブのプレシーズンが本格化するため、主力選手の移籍は6月中に決着する傾向があります。特に代表戦がある選手については、コンディション調整の観点からも早期の決着が求められます。

スビメンディのアーセナル移籍のように、プレシーズンツアーから合流予定の選手もおり、移籍市場は7月上旬まで活発な動きが続くと予想されます。


🎯 まとめ:2025年夏移籍市場の特徴

今夏の移籍市場は以下の特徴が顕著に現れています:

1. プレミアリーグクラブの購買力向上 放映権収入の増加により、プレミアリーグクラブの資金力がさらに向上し、高額移籍が頻発しています。

2. ゴールキーパー市場の活性化 マルティネス争奪戦に象徴されるように、優秀なゴールキーパーへの需要が高まっています。

3. 若手選手への投資増加 ボーストやエリオットのような若手有望株への関心が高まり、将来への投資が重視されています。

4. 国際的な選手流動化 南米やアジアの選手がヨーロッパのトップリーグで活躍する機会が増え、グローバルな移籍市場が形成されています。

5. FFP規制下での戦略的売却 決算年度末を控え、各クラブがFFP規制をクリアするための戦略的な選手売却を行っています。

今後数週間で多くの移籍が決着することが予想され、2025-26シーズンに向けた各クラブの戦力構想が明確になってくるでしょう。特にプレミアリーグの上位クラブ間での選手争奪戦は、ファンにとっても非常に興味深い展開となりそうです。

本記事は6月27日15:00〜6/28日7:00時点の情報を基に作成しております。移籍情報は日々変化するため、最新の情報については各クラブの公式発表をご確認ください。

出典:https://www.skysports.com/transfer-centre
   https://www.goal.com/en/category/transfers/1/k94w8e1yy9ch14mllpf4srnk

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