38歳のストライカー、ジェイミー・ヴァーディが、13年間在籍したレスター・シティを今季限りで退団することを発表しました。現役引退は否定しており、さらなる挑戦への意欲を見せています。
🦊クラブ史に刻まれた英雄
ヴァーディは2012年にレスターへ加入し、
- 435試合出場
- 198ゴール という驚異的な成績を残しました。
とりわけ、
- 2016年のプレミアリーグ優勝
- 2021年のFAカップ制覇 はクラブの歴史に燦然と輝く功績です。
また、2019-20シーズンには33歳にして
🔥 プレミアリーグ得点王(ゴールデンブーツ) を獲得。まさに“奇跡のストライカー”と呼ぶにふさわしいキャリアを築いてきました。
🚜ノンリーグからの快進撃
ヴァーディの物語は、まるで映画のようなサクセスストーリーです。
🍼 1987年1月11日、シェフィールド生まれ。
16歳でシェフィールド・ウェンズデイのユースを退団後、 炭素繊維工場で働きながらアマチュアクラブのストックスブリッジ・パーク・スティールズ(当時7部)でプレーを続けました。
その後、
- FCハリファクス・タウン(2010–2011)(当時7部)
- フリートウッド・タウン(2011–2012)(当時5部) を経て、2012年にレスター・シティ(当時2部)へ移籍。
ノンリーグから10年でプレミア得点王に上り詰めた選手は、世界中を見渡してもヴァーディただ一人です。
🧵別れの言葉と感謝の想い
SNSでの声明では、次のように語っています。
「ここに長くいすぎて、終わりが来るなんて本当に思っていなかった。書くのもつらく、決断するのも本当につらかった。レスター・シティは第2の故郷であり、家族のような存在。13年間、人生そのものでした。」
さらに、
- 優勝トロフィー
- CLベスト8
- 降格回避 といったシーズンを“人生の思い出”として挙げています。
🧡「不可能を可能にしたクラブ」への愛情と敬意があふれるメッセージでした。
⚽まだ終わらない挑戦
38歳という年齢ながら、引退の意思はなし。MLS(メジャーリーグサッカー)からの関心も報じられており、本人もこう語ります:
「まだプレーを続けたいし、一番好きな“ゴールを決めること”を続けたい。情熱と野心はまだ燃えている。」
今季は7ゴールを記録。残り数試合でもレスターのためにゴールを決めたいとしています。
🧑🏫指導者や仲間たちへの感謝
2016年の奇跡を共にした仲間たちを「兄弟のよう」と表現し、ナイジェル・ピアソン元監督に対しても深い感謝を述べました。
「他のすべての監督、コーチ、スタッフにも感謝を。中には“私を我慢してくれた”人もいるけどね(笑)」
どこまでも人間味あふれるコメントは、彼らしい温かさを感じさせてくれます。
📉低迷するレスター、クラブの今
現在、レスターはプレミアリーグ19位(33試合で勝点18)。過去18試合中16敗と低迷中で、降格が決定しています。
🧠 監督のルート・ファン・ニステルローイの去就も不透明で、来季体制は大きく変わる可能性があります。
🗣️クラブ会長のコメント
クラブ会長であるアイヤワット・スリヴァッダナプラバ氏は、ヴァーディについて次のように語っています:
「ジェイミーは唯一無二の存在。特別な選手であり、さらに特別な人間でもある。このクラブに捧げてくれたすべてに、心から感謝している。」
クラブと街に愛された男。その別れは、サポーターにとっても非常に感慨深いものでしょう。
✍️まとめ:伝説は続く
ジェイミー・ヴァーディの13年間は、奇跡の連続でした。
- ノンリーグ出身
- プレミア制覇
- 得点王
- 降格争いでの奮闘
そのすべてに、彼の情熱と努力が詰まっています。次のステージがどこであれ、“ヴァーディ劇場”はまだ終わりではありません。
🚀 これからも、ゴールという名の物語を紡ぎ続けてくれるはずです。
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