【プレミアリーグ第34節プレビュー】スーパコンピューターが予測！リヴァプールの優勝は目前、降格争いにも決着の気配【Opta予測分析】

プレミアリーグもいよいよ終盤戦に差しかかり、第34節では順位争いやタイトルレース、さらには降格争いにまで多くの注目が集まっています。そんな中、Optaのスーパコンピューターによる最新の勝敗予測が公開され、各クラブの運命を占う数字が明らかになりました。

本記事では、そのAI予測データをもとに、各カードの見どころや注目ポイントをプロの視点から掘り下げてご紹介します。

🔥 リヴァプール、ホームで優勝を決めるか？ vs トッテナム

今節最大の注目は、何と言ってもリヴァプール vs トッテナムの一戦です。

現在首位を独走するリヴァプールは、前節で2位アーセナルが足踏みしたことであと「1ポイント」で優勝が決まる状況に。ホームでのトッテナム戦に勝利すれば、その瞬間にアンフィールドが歓喜の渦に包まれます。

Optaの予測によれば、

という圧倒的な数字に。実際、リヴァプールはトッテナムに対して**公式戦15試合連続無敗（11勝4分）**と相性抜群です。さらに直近3試合ではいずれも4ゴールを記録して勝利しており、ホームの強さは健在。

モハメド・サラーにとっても重要な一戦となりそうです。現在得点王争いを繰り広げる中、トッテナム戦では通算15ゴールを挙げており、彼の“お得意様”といっても過言ではありません。

日曜に行われるもう一つの注目カードが、ボーンマス vs マンチェスター・ユナイテッド。

アンドニ・イラオラ監督のもと、ボーンマスは近年稀に見る安定したシーズンを送っています。一方、ユナイテッドは現在14位。リーグ戦での15敗はプレミア時代最多タイとなり、攻守ともに不安定なパフォーマンスが続いています。

Optaの予測は以下の通り：

今季ユナイテッドは13試合で無得点と、得点力の欠如も深刻です。ボーンマスは現在ユナイテッドに対して**3試合無敗（2勝1分）**を継続中で、ホームでの勝利に期待がかかります。

土曜の開幕カードとなるのがチェルシー vs エヴァートン。

チェルシーは前節フラムに快勝しており、その勢いを保ったままスタンフォード・ブリッジに戻ってきます。

Optaの予測では：

この対戦カードでは、チェルシーがホームで1994年以来エヴァートンに無敗（29試合）という圧倒的な成績を誇ります。しかも、デイビッド・モイーズ監督はチェルシーのホームで19試合未勝利（7分け12敗）という不名誉な記録も。

降格の可能性が最も高いイプスウィッチにとって、今節の相手ニューカッスルはまさに“試練”。

Optaによる勝率予測は：

イプスウィッチは過去11回のセント・ジェームズ・パークでの対戦で未勝利（5分6敗）と、非常に苦しいデータが並びます。降格が現実となる可能性が極めて高くなっています。

レスター・シティはすでに降格が確定しており、今節はそのままウルヴズの勢いの犠牲になる可能性が高そうです。

レスターは今季15試合で無得点、1試合しかクリーンシートなし、26試合連続失点中と崩壊状態。ウルヴズは現在5連勝中で、1958年以来となるレスター相手のダブル（ホーム＆アウェイ両勝）を目指します。

このカードはウェストハムにとって非常に重要な一戦です。引き分けでも残留が決定するという状況の中で、勢いを失っているチームがどこまで粘れるか。

直近6試合で勝利がないウェストハムですが、守り切る戦術で残留を勝ち取れるか注目です。

最下位に沈むサウサンプトンは、ホームで13敗というリーグワーストの数字が足を引っ張っています。

ホームでの過去の対戦ではサウサンプトンが強さを見せてきましたが、前回（2023年5月）は0-2で敗戦。今節も苦しい戦いが予想されます。

勝率トップ3チーム（Opta予測）
🥇 ニューカッスル（vs イプスウィッチ）：73.7%
🥈 リヴァプール（vs トッテナム）：71.8%
🥉 ウルヴズ（vs レスター）：59.1%

注目の瞬間：

スーパコンピューターの予測はあくまで可能性に過ぎませんが、その数字が示す傾向は、各チームの現在地と今後の展望を明確に映し出しています。

AIによるデータ予測と実際のプレーとの“ズレ”を楽しめるのも、現代フットボールの面白さの一つ。第34節は、優勝争い・残留争いともに物語が一気に動き出す可能性を孕んでいます。

どうかこの週末のプレミアリーグも、目を離さずにお楽しみください！